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「スターの恋人」 スターを感じるシーン

■韓国ドラマ「スターの恋人」 スターを感じるシーン


「スターの恋人」の中で、キムチョルスがイマリをスター(女優)として感じる瞬間が数多くありますが、その中でもチョルスが一番スターとしてのイマリを身近に感じたであろう(一般人とスターという距離間が一番あった時)贅沢な夢のようなシーンについて振り返ってみました。

個人的には3話でチョルスがイマリの映画「LOVE 愛」を見ていた時と、5話で「グッドバイマイラブ」の最後の上映をチョルスが見に行き映画のシーンから日本でのイマリとの思い出に浸った時かなと思います。

それ以外にも3話のファンミーティングのシーン、2話の紙袋の男の記者会見などチョルスが影でイマリの活躍を見ていた時もありますが、チョルスの内面に迫ってくる内容では上記の2シーンは圧倒的といえます。ここはまさにスター(運命)に選ばれた?チョルスだけの特権ですね。

なかでも3話で部屋を暗くしてイマリの作品に夢中になっていたとき「誰かいるの?」と本物(イマリ)が入ってくるシーンは、”スターの恋人”という視点で見てかなり贅沢な夢のようなシーンだと思います。

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

その後の口ケンカの方が気になってしまうが、よく考えればイマリにとってはただ部屋に入るという日常的なシーンだが、チョルスにとっては今テレビ(映画)で見ていた人が急に部屋に入ってくるという非日常なシーンになっている。

このシーンの前にもイマリとは会っていますが、チョルスがイマリの作品を見ることで、イマリのファンの心理がチョルスにも理解できたと思うし、あらためてスターとしてのイマリの存在を感じた瞬間だと思う。※思ったほどチョルスにリアクションはないが、かなり動揺しているのは見て取れる‥

■ちなみにチョルスの場合は、もともとイマリのファンではないところに出発点があります。

そのため一般的なファンが、イマリの作品を見て共感し好きになってから、ファンとしてイマリにはじめて会うのとは気持ちに大分ズレがあります。チョルスにしてればイマリに対しては世間が騒いでいるからとりあえず有名人の一人‥程度にしか見れていないと思います。

イマリに対する偏見

チョルスの場合は、イマリ本人に会ってから興味が沸いて彼女の作品を観るというファン心理とは逆の贅沢な流れを辿っています。そのことが逆に上手くいくことになったと思いますが‥。

ちなみに3話のチョルスがイマリの映画を見るまでのシーンですが、何度も見ているうちにチョルス目線とイマリ目線の両方で気持ちが追えるようになったので簡単に紹介しておきます。

前日までにイマリと一緒に取材観光していたが、これまでイマリに全く興味がなかったとは言え、一緒に行動しているイマリの作品を全く見ていないことに、チョルスは少し罪悪感を感じ始める。

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

そして時間が空いたのでTSUTAYAに寄って、ふと気になったイマリの映画「LOVE ラブ」を(イマリには内緒で)見ておこうと思う。

チョルス スターを感じる

しかし、内緒にしようと思っていた矢先、イマリに会ってしまい映画「LOVE ラブ」が入ったレンタル袋を隠したりする行動があきらかにおかしいので、すぐにイマリに見つかってしまう。

イマリが気づく

チョルス 隠す

チョルス スターを感じる

結局、この後イマリの彼氏のソン・ハヨンが現れたたことで、チョルスはイマリとの間に線を引く。

チョルス 線を引く

これまで、イマリの彼氏(ソンハヨン)の存在をチョルスは知っていたと思うが、イマリが自分になぜかキスしたり、「私が引きとめた男性はあなたが初めて」、「私が残った理由知りたくありませんか?」など自分に気があるような態度や発言を繰り返していたので、「もしかして‥」と常に思っていたと思う。

だが、いざ公になっているイマリの彼氏のソン・ハヨンが現れて、自分が運転を頼まれたりしても、そのことに触れない、隠すような態度をとるイマリに対しチョルスは結局良いように自分は利用されていると思い始めた‥と思う。

そしてイマリがソンハヨンのもとから返ってきても、チョルスに対し悪びれる様子も無く、相変わらず「あの時会ってた人が夢の女性?」と自分に興味がある発言を繰り返すので、質問にも答えずに一方的に部屋を出てしまう。

イマリの質問

チョルス 距離を置く

ただ、ここのイマリ目線は、自分に対してあきらかに怒っている(嫉妬している)チョルスの態度を見て、イマリはもう気持ちがない彼氏(ソン・ハヨン)には別れることを考え始める。

イマリの気持ち

※チョルスがふてくされて部屋を出た後の、イマリのこの表情は何を物語る。

■そしてチョルスの映画を観るシーンに繋がる。

イマリに原稿を渡した翌日、そういえばイマリの映画を借りてきたのを思い出したチョルスは、夜一人でイマリの映画「LOVE ラブ」を観てみる。※部屋を暗くして集中してみていることから、結構真面目に見ている。

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

※映画の内容が内容だけにこれまでのイマリとの思い出を映画に重ねて見てることはたしかでしょう‥。

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

※良いところで本人(イマリ)が入ってくる。

チョルス スターを感じる

チョルス スターを感じる

※イマリはここでチョルスに会いに来る前に、ソン・ハヨンに別れを告げている。そして告白したい相手のチョルスは自分の映画を見ていたことを知る。

チョルス スターを感じる

映画の主人公をあえて否定したのは、私(イマリ本人)の方がもっと良いことを遠まわしに表しているのでしょう。

そして、「じゃあ‥」と出て行こうとするチョルスに対し、少し悩んでから‥昨日変な終わり方になっていた原因でもある、さっき別れた彼氏(ソンハヨン)に対する質問をしてチョルスの気持ちを探る。

第3話 チョルスの気持ちを確認

第3話 チョルスの気持ちを確認

チョルスのプライド

ここで素直にチョルスが、「傷ついた!」と言ってれば、たぶんイマリは「実は彼とはもう別れた‥」と言って。チョルスが「なぜ?」と聞いて「それは、あなたのことが‥」とトントン拍子に話が進んだと思いますが、現実は違った。

※ちなみにチョルスにしたら、自分はイマリにとっては遊ばれているのではと思っているし、イマリとソン・ハヨンの関係がこの時もまだ続いていると思っているので、ここで彼氏(ソン・ハヨン)を否定することは、意味がないしイマリを逆に傷つけることになるので正直には答えられない。※イマリが彼氏のことが好きなら彼氏について人から否定されたら嫌になると考える。

そして、そのチョルスの内情を知らないイマリは気持ちに素直じゃないとチョルスに対し怒る。

イマリの正直な意見

すごく話が長くなってしまったが、この3話のシーンは、お互いのその時の気持ちを知ろうとすればするほどズレがあって面白い。なぜそこでそのセリフを言うのかに注目すると「スターの恋人」はまた違った楽しみ方が出来そうですね。

昨日見た映画「連理の枝」にかなり気持ちを持っていかれたが、なんとかスタ恋に復帰。

最後に、3話のイマリの部屋にあったスピーカーを紹介しておきます。

日本のイマリの部屋のスピーカー

アバンギャルド(AVANTGARDE)というメーカーで定価が360万ほどするそうです。

さすがスターイマリ!スターの恋人気分を自宅で味わいたい方はどうぞ^^


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at 03:02, 管理人, 「スターの恋人」 好きなシーン

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韓国ドラマ「スターの恋人」イマリの婚約会見の是非

■韓国ドラマ「スターの恋人」イマリの婚約会見の是非


「スターの恋人」の18話を見て、自分の中でチョルス目線ではなんとなく整理ができた。特にあのおばさんの言葉は、キムチョルスの言動や行動とは違う、隠された内面の葛藤や気持ちをかなり代弁してくれたと思う。

ただ、17〜8話のイマリに関しては事情が複雑すぎて、いまいち共感できずにいる。

せっかくチョルスがいつも会話の中で「どうしたい!」と二人の今後を示すような問いをしているのに、いつも後一歩のところでイマリは「わからない」と言い、答えられないのか、決断できずにいる姿があるのがその理由なのだが‥。

それで18話をもういちど見返してみてわかったことは、ラストのソ社長が電話で言う「お前が望むようにすれば、誰かが傷つく」という言葉にすべてイマリの行動できない、決断できないトラウマが集約されているのではと思った。

イマリは自分が何か望む決断すれば、必ず誰かが傷つくのをこれまでも何度も経験している。チョルスと一緒にいたい願うことで、ウニョンを傷つけた。代筆を認めたときは、チョルスが傷ついた。※それによって得たものも大きいのだが‥

それでソウジンの時は、あえて自分から答えを出さなかった、出せなかったのも、そのことを感覚的に知っていたからなのかと思った。

結局ソウジンのときは、チョルスがイマリの行動を汲み取ってチョルスが引く形で、終わった。

キムチョルスの性格を知るおばさんのように、ソ社長はイマリのことを仕事のことから性格まで一番理解していると思う。

ソ社長の言葉を聞いたイマリが、まさにその言葉通りで”自分は一生幸せになることができないんだ”と認識してしまったのか人生に絶望し、涙を流して、事故に合う‥。

このソ社長が言う「お前が望むようにすれば、誰かが傷つく」の最たるもんと言えば、17話のイマリの婚約会見だと思う。

このイマリの婚約会見のメリットを簡単に上げるとすれば、チョルスが小説家(本を出す)になれたかどうかのみに集約すると思う。イマリもそのためだけにあえて、婚約会見というとてつもない決断をして、そのメリットを見事チョルスは受け取った。

このイマリの婚約会見に至るまでに思うのは、イマリはソ・ウジンとのことで、自分が原因でチョルスと別れたことに対し、別れた後もずっとチョルスへの罪悪感を持っていたのだと思う。

その償いの気持ちが婚約会見という自分の気持ちをすべて犠牲にしてチョルスの将来に捧げるという決断方法を選択することになったのだと思う。

この「スターの恋人」の中で、初恋の人(ソウジン)の登場の部分(15〜16話)だけが、再度見返してもすごく浮いた話に思える。お互いが嫌いになった訳でもなく、何かとてつもない力で引き離された感覚があり、その後に急に訪れるイマリの婚約会見も見ていてなんだか気持ちの整理ができぬまま流れていった。

まさにチョルスと同じ気持ちで、今までのイマリとのこと(愛)は一体なんだったんだ!?と過去を忘れ去りたい気持ちになる。チョルスが”逆境のせいで錯覚していた”と過去を片付ける言葉はまさにそう納得することでしか気持ちを落ち着かせることはできない。

イマリにして見れば、婚約会見を行うことで”小説家になって幸せに‥”といったチョルスへの最後の愛の形があったと思うが、チョルスにしてみたらソ・ウジンとのことで別れた後に久々に会おうと言われ、とりあえず一度会ってみようと行ってみたが、なぜか会えず、あきらめて帰ったらテレビではそのイマリが婚約会見を発表している。

チョルスにしてみれば”??????????”

そして1年が経過‥。

この間に二人がどう思いながら過ごしていたのかを想像するほどまだ気持ちの整理はつかないが、今の時点で言えることは17話の始めにイマリがチョルスと会って話ができていないことが一番の罪だと思った。

最終回の前にはなんとか整理をつけたいが。もう3日しかない。

イマリ目線で発進したが、結局チョルス目線になってしまった。



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at 16:21, 管理人, 「スターの恋人」 モヤモヤ

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韓国ドラマ「スターの恋人」イマリの銀行口座

■韓国ドラマ「スターの恋人」イマリの銀行口座


「スターの恋人」の17話「失われた時間」。

婚約会見後にチョルスと会わなくなってから一年という月日が経過し‥イマリがはじめて?目にする自分の銀行口座へのキムチョルスからの送金記録。たった10秒ほどのシーンですが、2009/0110〜2010/0210現在までの1年間毎月10日に欠かさずキムチョルスから150万ウォンが送金されていた。

チョルスの入金

チョルスの入金

150万ウォンとは一体幾ら?と思い計算してみると‥

現在(7月13日現在) 1韓国ウォン=0.07円なのでそれで計算すると150万ウォン=日本円で約105000円に相当するようだ。

1話の時点では大学の登録料すらも払えず、当時のチョルスの預金残高は153270韓国ウォン=日本円で約10728円しかなかった。その後イマリと出会い小説家として2冊の本を出版できるまでになったが‥。

チョルスの口座残高

でも毎月10万円というまとまったお金を生活費とは別にイマリに払い続けることは収入の少ないチョルスにとってはかなりの負担だったのではと思う。※16話でわざわざ釜山まで講義しに行っていたのはそのためかと思う‥

18話でおばさんがチョルスに言った「(別に返せといわれてないの返しているのは)自分のことを忘れてほしくないからでしょ」とチョルスの気持ちを代弁する言葉があったが、イマリとの「失われた時間」にチョルスは一人でこのお金をせっせと払い続けるため(忘れてもらいたくないためだけ)に生活レベルを上げようとかなりの苦労をしてきたのではないかと考えるとこの短い10秒のシーンにイマリへの愛が詰まっていてかなり泣けてくる。

ちなみにイマリの貯金通帳の預金残高はチョルスからの毎月の送金で、1年前は300万ウォン程度しかなかったのが、2010年の現在(ドラマ内では未来)では2000万ウォンを越えるまで増えている。(※イマリの若干の収入もプラスされていると思うが‥)

何億というお金を手にしていたであろうイマリにしてみれば、毎月150万ウォンなんて大した額ではないと思うが、「少しずつだが毎月必ず返す」と言った言葉を着実にコツコツ実行し、実際に通帳に結果を残していたチョルスの気持ちを見たイマリの心境は如何に‥。

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at 23:10, 管理人, 「スターの恋人」伏線

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韓国ドラマ「スターの恋人」チョンウジンの過去

■韓国ドラマ「スターの恋人」チョンウジンの過去


チェジウが表紙の韓国TVドラマ(1260円と結構値段が高い)という雑誌に「スターの恋人」の出演者やスタッフ(ユジテ(キムチョルス)、チェジウ(イマリ)、イギウ(チョンウジン)、ソンジル(ソテソク社長)、イジュニョク(ジャンス)、チェフィリップ(ソウジン)、プソンチョル監督)のインタビューが掲載されていますが、その中で財閥2世で現在イマリと婚約しているチョンウジン役を演じるイギウのインタビューがあり、チョンウジンのドラマでは描かれていない過去や内面の設定が語られています。

イギウいわく、このチョンウジンの過去は、母親が亡くなったことで、父親とアメリカで暮らすことになったといいます。たぶん母親の父が会長だったため娘の夫が邪魔になり(※推測ですが)、結果ウジンらはアメリカへ追い出された形になった。

ただ、いとこのハヨンよりも能力が高かったため、のちに会長の祖父から韓国に呼び戻されることになる。

18話で急に出てきたハヨンが、ウジンは実は社長をやめたがっているとイマリに語りますが、ウジンは会長から押し付けられたであろう社長をやりながらも気持ちではずっとこの財閥から抜けたがっていたようです。

日本でイマリがハヨンのプロポーズを断り、川に飛び込んだのを見て、「自分には出来ないが、あの人なら現実から飛び出す大胆さを持っている」とイマリに対し、再び子供のときに思っていた好意がよみがえり、興味を持つようになったようです。

ウジンの気持ち

ウジンの気持ち

ウジンの気持ち

ただ、イマリはいとこのハヨンの恋人でもあり、さらにハヨンとウジンの関係もハヨンはウジンをライバル視しているが、そのウジンはハヨンを自分より下に見ているという微妙な人間関係もあり、イマリに対して積極的に行動できない事情や感情との葛藤を常に持っていたようだ。

ウジンの賭け

※イマリをあえてソン・ハヨンとの賭けの対象にしていたのは、格下のソン・ハヨンへの体裁を守るためだと思われる。

7話で、チョンウジンがイマリと会ってはじめて幼いときの話をしますが、イマリが当時の記憶を覚えていて「結婚してあげる、大人になったら必ず迎えに来る」と私に言いましたよね。(※イマリはそのことを覚えているが、ウジンは忘れている(忘れたフリをしている?))

ウジンの過去

ウジンの過去

さらに「あるときから急に来なくくなり、寂しかった」と語るイマリに、「アメリカで暮らすことに」というだけで正確な理由を語りませんが、その時にちょうど母親が亡くなったからだといえます。

チョンウジンの過去は、幼い頃に母親が亡くなり、さらに好意を持っていたマリア(イマリ)とも(会長のせいで?)離れ離れになるという、イマリやチョルス同様辛い過去を持っているようです。

ウジンの少年期

9話で旅館から連れ出したイマリに「負担なら友達と思って」とチョンウジンが気を使いますが「友達はいません、信じていませんから」ときつい言葉を返すイマリ。

ウジンの優しさ

ウジンの優しさ

それでも「本当の自分のことを知る人が一人でもいたら良いと思いませんか?」というチョンウジンの控えめな言葉は、ウジンの辛い過去を知ると結構グっとくるものがある。

ウジンの優しさ

ウジンの優しさ

チョルスはイマリに対しよくキツい言葉を言いますが、イマリはチョンウジンにさらっとキツイ言葉を言うんですよね。イマリは自分の気持ちにいつも正直なだけにそれによって周りで傷つく人が結構いる。

18話を見た後、なるべくイマリとチョルス以外の気持ちにはならないように思っていましたが、チョンウジンの過去を知るとチョンウジンにもかなり共感してきてしまいます。

「スターの恋人」の最終回まであと4日ですが、今回に限っては放送日が来ないことをなぜか願ったりしています。もう終わりって切ないですね。


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at 17:24, 管理人, 「スターの恋人」 脇役目線で考える

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韓国ドラマ「スターの恋人」第18話の感想(ネタバレ)

■韓国ドラマ「スターの恋人」第18話の感想(ネタバレ)


引き続き「スターの恋人」第18話を観る。

イマリの行動が全く理解できなかった17話だったが、18話を見てようやく理解できた。

またこれまで「スターの恋人」を見てきてなぜ必要以上(特に10話〜18話)にイマリとチョルスに辛い想いをさせるのかとある種、脚本家に対する不満を感じることもあったが、その意味もすべてこの18話、19話以降‥のためなのだと納得した。

このドラマは深い‥。

頭だけで考えて理解したつもりになっていた自分が恥ずかしくなるほど、もっと深いところから描かれていた。

18話のラストでチョルスの言う「愛だった」が今までのこのドラマの説明をしていると思う。

そういえば、1話の始まりも「愛とは‥」で始まっていた。

1話での”愛とは”の説明は‥

”太古より存在する不可思議なもの 最も世俗的(品位に欠ける)であり最も偉大な感情”

このドラマは、ずっとそれぞれの愛の形について説明していたことに18話を見てようやく気づいた。

だからあえて胸が張り裂けそうなほど辛い状況を作り、くっつけ、別れさせ、そして大きな時間の流れで二人の愛がどう変わっていくのかを見せているように思う。

”恋とは‥”でなく”愛とは‥”で出始まっているところがチョルスとイマリの関係をもっと深いところから描こうとしている。

イマリがこれまでチョルスのためを想って取ってきた行動もすべて愛だし、チョルスがイマリの幸せを願って身を引く行動を決めたのも彼なりの愛情だと思う。

どちらも同じく相手を想う気持ち(愛)があるにも関わらず、今まで生きてきた環境や経験が違うからかお互い相手の”本当の気持ち”を理解することができない(信じれない)でいる。

「スターの恋人」はお互いが好き同士でも一緒になれないことがあるという愛の残酷な一面を見せているように思う。※これが19話以降で解消されると思いますが

17.8話でイマリがチョルスに言った「(今までの)愛を否定しないで欲しい」という言葉にはじめてグッときた。

これまでイマリの言葉はわがままばかりだと思っていたが、18話を見てそれはチョルスが望んでいた愛の形じゃなかっただけで、イマリはずっとチョルスに自分なりの愛を送っていたと思うようになった。※イマリの愛は直接的でないので非常にわかりにくい。

チョルスにとってイマリとの愛の形の目標が”一緒にいること”だとしたら、イマリの愛の形は”彼(愛したチョルス)が幸せになること”だったのではと思う。※1話の心理テストの99本の白いバラの意味はここに通じるのかもしれない。

18話まで、イマリがなぜチョルスに会おうとするのか全く理解できなかったが、イマリにとっては、チョルスの幸せを確認することが彼女なりの愛なのだと思うようになった。逆にチョルスはイマリの負担にならないように”もう会わない”と決めて身を引くことが彼なりの愛だと感じた。

この18話を見たことで、17話まで感じていたモヤモヤが大分無くなった。

特に19話の予告編は今後の盛り上がりを予想するような良いシーンが満載の予感。

来週で最終回は早いな〜。

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at 17:52, 管理人, 「スターの恋人」第18話の感想(ネタバレ)

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韓国ドラマ「スターの恋人」第17話の感想(ネタバレ)

■韓国ドラマ「スターの恋人」第17話の感想(ネタバレ)


2週間ぶりに放送した「スターの恋人」(17話)を観る。やっぱり2週間は長かった。

この17話の感想は、2週間待った甲斐があった‥のかは今のところよくわからない。

とりあえずこの2週間の間にスタ恋をいろいろな角度から見すぎたことをかなり後悔している。深読みしすぎてイマリとチョルス目線のストーリーに戻るまで時間が掛かった。

やはりずっと辛いながらも二人の目線でのみ追っていく見方が「スターの恋人」の正解といえそうです。内容が辛いからと言って二人から逃げちゃダメ。

17話は、イマリが婚約を発表後チョルスの小説が2冊出て、さらに映画の原作本にもなるというほど時間がかなり経過しているせいか、一度見ただけではイマリとチョルスの心境がやや掴みにくい。※17話も何度も見返す必要がありそうだ。

とりあえずチョルスはイマリの婚約発表を受け、強引に気持ちを整理したようだ。それに加えイマリは婚約会見後もずっと豆?の携帯ストラップを付けている事から、チョルスをずっと忘れられずにいる。

この「スターの恋人」をこれまで見た中で思うのは相変わらずイマリが相手のために思って決断したことが、イマリ自身が本当に得たい欲求からどんどん遠くなってしまっているのがなんとも悲しい。

婚約会見したことでチョルスが自分の小説を無事に出版することができたのは良いことだが、その代償としてチョン・ウジンが間に入ってきてさらにややこしいことになってるし‥。

利用したのか利用されているのか結局チョン・ウジンを傷つけている。

久々に再会したイマリに「ほんとにいつも恋人に失礼だな」と言ったチョルスの言葉は本当にその通りだ。ソウジンが出てきたときはチョルスを傷つけ‥今はウジンを。

15話では、チョルスが話し合おうと言っていたのにこの17話ではイマリが話し合おうとチョルスに言い出すという逆転現象が起きている。そして今回はチョルスが話を聞こうとしない。

これまでの経験でいえば、話を聞かないほうに問題があるのだが、なぜか時間が経ったことで話を聞かないチョルスの方が悪者になっているのはチョルス目線で見ていてどうかと思う。

急に会って「結婚したの?」としつこく聞く会話も、自分は相談もなしに勝手に婚約会見し、すでに指輪までしているのに、チョルスの結婚の有無を気にするのはどうかと思う。

ほんとにチョルスがよく言う「知ってどうする?」だと思う。知ったことで何か変わるのか?と声を大にして言いたい。イマリは興味本位でチョルスに近づくのだけはやめてもらいたい。チョルスの心の傷は深いから。

17話のラストで「口では愛しているというが、行動では全く違う‥ひょっとして女性の心理がわかっていないのでは」と原作についてイマリがチョルスに質問するシーンがあるが、これに対してチョルスは「本当は愛していなかったんだ」と答える。

イマリはこの原作の主人公と同じく、言葉と行動が伴っていない。チョルスが勘違いするのも無理はない。

今回もチョルスに話し合おうと言ってくるが、チョン・ウジンの婚約のことをなんとかしてからチョルスに話し合うべきで、その状況でいくら話し合ってもチョルスを傷つけるだけだと思うが‥。

結局最後は、チョルスが自分の気持ちを抑えきれずキスすることになったが、この状況でそういう関係になったらまた傷つくのにと思う‥。イマリは本当に何がしたいのかよくわからない。

相変わらずこの「スターの恋人」は気持ちがすっきりすることはなく毎回見終わった後にモヤモヤが溜まる。

ただ、チョルスはイマリとの実体験の恋愛をベースに小説を書いていたようで、以前そうなったらおしゃれだなと思っていたのが予想通りの展開になったのはうれしい。チョルスはやっぱりそこに気持ちをぶつけるしかないもんな〜。

さて続けて18話も見よう。予告編ではイマリが車で無茶してるが‥大丈夫か。

天国の階段と同じく、チェジウを使ってまた記憶喪失キャラになるのだけはやめてくれ。



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at 04:45, 管理人, 「スターの恋人」第17話の感想(ネタバレ)

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韓国ドラマ「スターの恋人」ソ社長の苦悩と歪んだ愛

■韓国ドラマ「スターの恋人」ソ社長の苦悩と歪んだ愛


韓国ドラマ「スターの恋人」の中でイマリとチョルスの愛を引き裂く悪役キャラでお馴染みのソ社長。

今回は誰も共感しないであろうこのソ社長に共感してしまいそうになるほどソ社長びいき目線で「スターの恋人」を振り返ってみました。

このソ社長ですが、イマリのことを「私の作品」と語ることからもわかるとおり、イマリに対し普通とは異なった愛情を注いでいる人物といえます。

1話で「代筆するなら依頼人に1度会わせてくれ」と言うチョルスに対し、「その人に会うには資格がいるんだ」と自慢気に語るソ社長に、(自分が作り上げたスター)イマリに対して、強い誇りを持っていることもうかがえます。

ソ社長の自慢

このソ社長のイマリに対する愛情は、3話の料亭でチョルスについて「またお前が傷つかないか心配でね‥」とイマリのプライベートな部分にも踏み入る会話もしており、イマリもそれを了承しているため、仕事上の付き合いを越えた関係でよく言えば父親と娘のような関係に近いといえます。

ソ社長の心配

ちなみに長年芸能界を共にしてきたイマリにとってもソ社長の存在は、事故で亡くなった両親の代わりとして、恋人以外に自分のことを一番に理解してくれている人物として自分の家族のように絶対的な信頼を置いています。

10話で代筆スキャンダルが出た後もチョルスに「こんなときは社長に任せておけば失敗はないわ!」と語り、後処理をすべて任せていることからも相当信頼している証拠といえます。

イマリの信頼

ソ社長とイマリの間でよく「今まで築いてきた10年間‥」といったセリフが出てきますが、イマリがアジアナンバー1女優としての今の地位を築くに当たり、ソ社長はイマリ自身も知らないような相当な苦労や犠牲(人を傷つけてきた)を払っていたのはウジンの件も含め想像がつきます。

6話で撮影当日になってもイマリが現れず、番組の担当者に「大変申し上げにくいのですが‥」とイマリが来れないことを申し訳無さそうに謝罪するソ社長の姿には、これまでにもイマリの気分やわがままによって何度となく代わりに謝ってきたことを連想させるようなシーンといえますし。

ソ社長の謝罪1

ソ社長の謝罪2

ソ社長の謝罪3

ソ社長がもういい年なのにまだ独身(※奥さんが出てこないので)でいることにも、よそ見せずイマリ(作品)に対し人生を賭けてきた結果といえます。

特に1話で美容院で働いていたイマリをソ社長が発掘後、すぐ売れたように描かれていますが、実際にはイマリには演技の才能は全くなく(※9話で代筆疑惑が出た後、「イマリはスキャンダルとスター性で売れた人、演技派でもないし‥」とニュースを見た一般人が本音を語っている)、ソ社長との二人三脚の努力によりなんとか売れることが出来たのではないかと思います。

ソ社長 発掘

ソ社長 発掘

※チェジウで10代の役はかなり無理ありますね^^

ソ社長 発掘

イマリがスターと呼ばれるほど売れるまでの間には、当時のイマリの出来の悪さ?(※演技が下手等、)に対する各方面からの批判などを一手に引き受け、それらすべてに頭を下げて、円滑にいくよう裏で進めていたのがソ社長だったのではないでしょうか。※ここは私の想像上ですが

そんなイマリとしての売れるか売れないかの大事な時期にソ・ウジンのことを知ったら、ウジンとの仲を引き裂いてでも仕事に集中させようとするのはソ社長にとっては当然の行動といえます。※やり方は汚いですが‥

ソ社長の怒り

また、このときのイマリは売れ始めたばかりなのもあり、ソ社長とイマリがこれまで味わってきた苦労と今後の夢を語れば、イマリもそれに納得してウジンをあきらめ助言に従うことを選択したのだと思います。


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【イマリ目線】

※ただ、イマリにとってはソ社長の助言どおり行動したことで大きな成功を手にすることは出来たが、逆に成功すればするほど、ウジンを捨てたことに対するウジンへの罪悪感が積もることになります。

4話で「アスカの恋人」が予想以上に売れたことで、仕事のレベルが上がり、さらに大きな成功を手にしたイマリに「前人未到の境地を一緒に目指そうと‥」とソ社長がさらに大きな夢を語りますが、すでに成功を手にして成功の価値について知ってしまったイマリには、ソ社長の夢に興味を持つどころか「ウジンのときみたいにだまされない‥」とソ社長のやり方を批判します。

イマリ気づく

このときはじめてソ社長のやり方で自分が成功したのは間違っていることをマリ自身は実感したのだと思いますが、それによってウジンを捨ててまで得た成功の対価にも疑問を持ち、ウジンへの償いの気持ちが再び出てきたのだと思います。

そのため、15話でウジンと再会後のイマリはこの罪悪感と償いの気持ちから、チョルスそっちのけでウジンに尽くすことになってしまいます。※病気のこともありますが‥

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イマリとウジンを引き剥がす行為についてですが、ソ社長はイマリのマネージメントも務めつつTSエンタテイメントという会社の経営者でもあるので、雇っている社員の給料を払うためにも会社の利益を常に上げ続けなければなりません。※しかもTSエンターテイメントは株式公開?もしているようなので出資している株主や投資家のことも考えなくてはなりません。※ソ社長の悩みは尽きない。

そして会社の利益を上げるためには、一番の稼ぎ頭のイマリという商品価値を上げるのが最も効率の良い方法だといえるので、そのためにもソ社長はまずスターイマリのブランドイメージを汚す恐れのあるスキャンダルについて敏感に反応し、イマリに近寄る男を選別することになります。

相手がイマリのレベルと同等以上の有名人や財閥などであれば、イマリのイメージを崩すことはないが(※むしろ話題性になる)、大学講師(チョルス)や無名カメラマン(ウジン)との恋愛は、マイナス要素が多すぎるため事前に芽を摘んでおく必要があります。※ウジンの排除もこの理由からだと思います。

2話で紙袋の男のスキャンダルが出た後、大学講師のチョルスに対し「(イマリと)本当に付き合っていたらただじゃ済まん!」と脅していたのも、早めに芽を摘んでいた行為といえます。

ただ、3話のファンミーティングで、盛り上がる会場を横目にチョルスがあきらめて会場から立ち去る姿を見たソ社長の姿は(ウジンのことを思い出していたのか)チョルスに同情するような意味ありげな表情をしています。※あきらめなければウジンの二の舞にしようとまで考えたのかはわかりませんが

そして6話でイマリが行方不明になると、チョルスの裏切りがないよう”代筆”の口封じをしにいきます。ソ社長にとっては、4話でチョルスがイマリに聞きたいことがあると言ってたのを門前払いしたこともあるので、その逆恨みで”代筆”のことを暴露するかもと考えたのでしょう。

イマリの商品価値を上げるイメージについては、ソ社長の思惑通り、イマリの知的イメージアップ戦略の”代筆”により上昇し、これまでにない成功を手にすることになりますが、その反面、TSエンターテイメントという会社はイマリのブランド一本で成り立っているのが浮き彫りになります。

最近になってジャンスを育成し始めるが、いつかイマリの心が変わりTSから去ってしまえば、やり手のソ社長といえどTSの会社はそれまでです。

ソ社長にとって、イマリはタレントの一人に過ぎないが、あまりにも売れすぎてしまったためそのタレントが持つパワーは、すでに会社の行く末まで動かし、ソ社長をも脅かす存在になっていることにソ社長も気づきます。

※4話で「アスカの恋人」がバカ売れした後にイマリが皮肉っぽく言った「そろそろ結婚でもして芸能界を引退するわ!」という発言はソ社長にとっては全く冗談として受け取れないでしょう。その後の「(マリアー)待て!」と呼び止める力強さがかなりの動揺を示しています。

イマリの反逆

ソ社長の動揺

これまで自分(ソ社長)がいなければどうしようもなかったであろうイマリをなんとかスターとしての地位まで教育(コントロール)してきたソ社長だが、あまりにも売れすぎてしまったため今度は逆にイマリの言動や行動に自分がコントロールされてしまうというなんとも惨めな状態に陥ります。

ここでイマリはソ社長とやっと対等以上の関係になったと言えます。イマリにとっては、特に問題がなければもうソ社長と一緒にやる必要はなくなったと思います。

ただ、ソ社長にとってはイマリが居なくなったら今までの人生すべてが水の泡になる訳で、なんとしてもイマリを囲い込まなければなりません。

こうなるとソ社長がイマリに人生を賭けてきた10年の価値はイマリ自身が握っていることになり、ソ社長にとっては悔やんでも悔やみきれない感情があることでしょう。

イマリがもし結婚して芸能界を引退なんてことになったらTSとソ社長は終わりです。※チョン・ウジンのイマリのいないTSに興味はない発言も全くその通り。

これ以降、イマリが言うちょっとしたわがままにもソ社長はかなり敏感に反応し、イマリの行動に監視をつけたり、部屋を突然訪れたりとチョルスとの関係にもかなり神経質になっているのが伺えます。

そして、ソ社長にとって一番恐れていたイマリが契約更新にサインしないという現実を突きつけられたことで、ソ社長にとっても諸刃の剣でもある”代筆”を自らでっち上げ、イマリが自分を頼ってくるようあらゆる手を使うことになります。

ただ、再度イマリと契約するにあたり、会社としてではなく、ソ社長個人と契約をしていたことについては、すでに会社の利益がどうとかというより、イマリ個人に対するこれまでの10年に抱えた恨みや妬み等あらゆる感情がごちゃ混ぜになった執念とも思える拘りがあるように思います。

このソ社長の背景はあまり描かれていないがイマリと同じく芸能界を長年一人で生きてきたなかで、かなり傷を負った人物といえそうです。

今日の17話の放送前に、ソ社長目線でいろいろ振り返ってみたが、いろんな角度から見すぎためにこの「スターの恋人」が逆によくわからなくなってきた。

ただ意外にソ社長目線も共感しようと思えばなんとなく出来るようだ。イマリが思い通りに動いてくれないソ社長の苦悩ぶりが、逆に見ごたえあってなかなか面白い。

10話の病院にて代筆を告白した後のイマリの顔を見たソ社長の「ああ、何やってんだ‥」と思う困った表情が可哀想でなんとも良い。

ソ社長 やっちまったな〜顔

ソ社長 やっちまったな〜顔

ソ社長 やっちまったな〜顔





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at 19:30, 管理人, 「スターの恋人」 脇役目線で考える

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「スターの恋人」の引用本の映画「プライドと偏見」を観る!

■「スターの恋人」の引用本の映画「プライドと偏見」を観る!


韓国ドラマ「スターの恋人」の中で出てくる「アスカの恋人」の引用本「高慢と偏見」。

この「高慢と偏見」の映画版にあたるキーラナイトレイ主演の「プライドと偏見」もこの機会に見ておこうDVDを探していたら、昨日偶然にもBS2で放送しているのを見つけたので録画して視聴。※DVD買わずに済んだ‥

この「プライドと偏見」の感想ですが、キーラナイトレイが演じる知的なエリザベスはかなりはまり役ですね。

普段、映画を観る前に原作本を読むことはしないので、普通に見た映画の内容がそのまま脳に入ってきますが、今回は先に原作本を読んだため、自分の中にあるイメ−ジと映画のイメージが常に戦うことになってなんとも変な感じ。

よく原作本を読んでいた人が映画化されたものについて、あまり良い評価を出さない意味がよくわかります。

自分の中で作るキャラクターのイメージと実際の俳優が演じる雰囲気のギャップに、変な違和感を生みますね。※ピングリーってあんな感じなんだ‥(笑)

今回の「プライドと偏見」は映画の時間的都合もあるため原作本の10〜20%程度しか描ききれてないように感じます。

「高慢と偏見」の一番の盛り上がりでもあるダーシーのプロポーズや誤解を解く手紙、リディアの駆け落ち部分もかなり短くカットされ、原作本をハイライト的に追った映画になってしまってます。

やっぱり大事なセリフ部分が短く削られるのは、この「高慢と偏見」では致命的といえます。

エリザベスがもっと不安な感じで過ごす部分がもっと欲しいし、ダーシーが急に他の人へやさしく振舞うところの描きももっと欲しい。

ただ、この「プライドと偏見」の世界観はかなり良いので、12時間位の長編ですべて描ければもっと良かったと思います。

久々に見たキーラナイトレイはかなりGOOD!

それと「プライドと偏見」の音楽も良いですね。エリザベスやダーシーの心の動きが上手く表現されているスコアだと思います。


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at 23:07, 管理人, 「スターの恋人」の引用本

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韓国ドラマ「スターの恋人」スターイマリの恋愛テクニック

■韓国ドラマ「スターの恋人」スターイマリの恋愛テクニック


韓国ドラマ「スターの恋人」を振り返るに当たり、結構重要だと思うチョルスを転がす?スターイマリの恋愛テクニックについて考えてみました。

この「スターの恋人」の物語を語る上でチョルスがスターイマリに常に憧れる感情(儚い夢)が合ったとしても、チョルス自身がスターイマリに直接アタックすることは、ここぞという大事な部分以外ではないに等しいです。

※特にチョルスの場合、性格上確信があって初めて動くタイプ

3話で窓からイマリが乗っているであろう車を眺めながら「帰るのか‥」と呟くチョルスがその性格を表していると思います。

そのため常にイマリがチョルスに興味を持って何か提案し続けない限り、この恋愛はそのまま流れて、何もなくなってしまうと思います。

その辺を踏まえるとイマリとチョルスが出会い行動を共にする2.3話あたりの、イマリがチョルスへ行う駆け引きはかなり見どころといえます。

特に2話のベンチで本を読むチョルスが子供を助けたのを見た辺りから、(※実際にはパーティで出会ったところで、ソ社長に彼のことを内緒にして自分が階段を降りたあたりで何かチョルスに対し興味を持っていたと思いますが‥)話が俄然面白くなります。

チョルスの人柄が見えた瞬間

イマリはこれまで付き合った男からチヤホヤされ過ぎていたせいか、自分の女としての価値についてもよく知っている人間です。

そのため自分にふさわしくない人間(男)だと思えば、すぐに見切りを付け次を探します。※一人の男と100日以上続かないという噂?もそれが原因だと思います。

そう考えると、2話の中華料理屋で自分が落としたサングラスをチョルスに目配せしてあえて拾わせて楽しむあたりは、その名残でチョルスの男としての価値を見定めている状態といえます。

イマリ 目配せ

※この顔腹立つ^^

ちなみに今までイマリが付き合った男の大半は、付き合ってすぐにその男のすべてを支配(コントロール)できてしまうほどのやわ男?ばかりだったといえます。※欲しいものはなんでも言ってくれと言ってしまうような‥

天国の階段のテファじゃないよ

しかし、このチョルスについては、イマリ(私)に興味を示さないばかりか全くコントロールができない人物だということを行動を共にすればするほど知ることになります。

2話の中華料理屋で、たくさん頼んでおいて自分だけすぐに食べ終える(食べ物も粗末にする)という、相手のペースも考えない自分勝手な態度?をしても、チョルスはイマリに全く合わせることなく、イマリに物を粗末にする行為はよくないことだと逆に注意します。

たぶんイマリの中ではいつもの自分の行動に合わせて、何も言わずに一緒に食べ終えてくれる男が何人もいたことでしょう。

その後、「ソ社長に電話しますか?密告しますか?」とチョルスへ疑いの質問を投げかけますが、それに対し「自分には関係ないことだし、興味もない」とチョルスは答えます。

興味が無いチョルス

「(あなたに)興味がない」と言われたことについてはスターイマリのプライドはかなり傷ついたと思います。※そんなことを言う人(男)は今までの経験上まずいなかったと思いますので。

その後に、”代筆”について「犯罪では?」と頭ごなしにチョルスを批判したあたりは、かなり冷静さを欠いていたといえます。

それ以降も、自分があなたをコントロールしているような上から目線の利己的な態度(「(お金に困っているなら)代筆すれば?」「契約書読みました?違約金は3倍よ、だから私が助け舟を‥等」)を取りますが、チョルスはその発言にも全く動じず、逆に自分の考えでつき返してしまいます。

最終的には、チョルスが怒って店を出てしまったのを後から追う形になり「人に気づかれたらどうするの?一人で歩き回れと?」とまたいつもの自分勝手な発言をしてしまいますが、これもチョルスに「なんで僕まで連れ回す!」と逆に怒られて終了。

このシーンでイマリは自分のスターイマリとして通用したこれまでの態度では、チョルスをコントロールすることはできないばかりか全く効果がないことを知ったと思います。

そのため車で明日香につくと今までの高圧的な態度はなくなり、さっきまでの態度は嘘のようにかなり素直になっています。

ただ、チョルスにバニラアイスを買いに行かせといて、買ってきたのに食べないという人の好意を踏みにじる行為は、素直になったのは形だけで、さっきのお返しと言わんばかりの行為だと思います。※中華料理屋で物を粗末にするな聞いていたので、チョルスに食わせようとしていたのかまでは謎です。

アイスを食べないイマリ

まだイマリの人物像(背景)のみでテクニックにまだ入っていませんが、長いので一旦終了。


次回に続く‥
 

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at 03:39, 管理人, 「スターの恋人」イマリの恋愛テクニック

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韓国ドラマ「スターの恋人」ウニョンの消えぬ罪悪感

■韓国ドラマ「スターの恋人」ウニョンの消えぬ罪悪感


17話の放送前に韓国ドラマ「スターの恋人」をウニョン目線で振り返ってみる。

この「スターの恋人」の物語の一番の引き金になったのは、何といってもチョルスの初恋の相手”ウニョン”の善意であれ、チョルスにお金を貸してしまった行動にあると思います。

このお金によってチョルスが”代筆”という物書きとしての禁じ手(罪)を決断し、良いのか悪いのかチョルスとイマリが出会うきっかけを作ることになります。

※ただ、このチョルスとイマリの出会いは”代筆”という罪が原因で出会うことになったので、二人が本当に幸せになるにはこの罪をいつか償う(公開する)必要があります。※10話のラストで罪を告白する。

「スターの恋人」をイマリとチョルスの主人公?目線で見ると、彼らが親密になろうとする瞬間には必ずウニョンが出てきて、二人の間を心配したり時には引き剥がそうと間に入って出しゃばってきて、見ているこっちとしては、未練がましい邪魔者(女)だと思うことが多々あります。

ただ、ウニョン目線で観ると、善意にせよ自分の取った行動によって、チョルスの罪が作られたことはあきらかな事実なので、チョルスが好きだからという理由の他にもこの罪の行く末を最後まで見届けない限り、自分の中にある罪悪感は消えないでしょう。

特に自分の行動によって、チョルスが罪を作りその償いによって、好意を持つチョルスが人知れず傷ついていることを見たり聞いたりするのは何よりも苦痛です。いくらチョルスが「もう自分のことはほっておいてくれ!」と突き放す言葉を言ったとしても。

チョルスとイマリはよくお互いに自分のことで相手が傷ついているのは観ていられないということを口にしますが、ウニョンにとっては、二人(特にチョルス)が傷ついている限り(※イマリが傷つけばチョルスが傷つくので)、二人が付き合っている限り、毎回自分も罪の共有で傷ついていることになります。

このウニョンの中の罪悪感が消えるために、まずチョルスがイマリと別れてもらうことが第一にあると思います。

チョルスとイマリが別れれば、代筆の罪という直接的な影響下からとりあえずチョルスを一時的に避難させることができます。それによってチョルスが傷つくのが和らぐ=自分の罪悪感も減る。※11話で「騒ぎを大きくしたイマリさんにこの騒動の後始末をしてもらいたいです‥」とマスコミに向かい語るのはそれをあらわしているともいえる。ウニョンにとってイマリなんかよりチョルスが大事。

ただ、ややこしいことにチョルスはイマリなので(笑)、この罪を二人で償おうとします。そのためそう簡単に二人は離れない(離れられない)。特にチョルスはその状況から全く逃げずに自分一人でも受け止めようとする。

チョルスが批難を受け止める=ウニョンは自分自身のせいでとまた傷ついてしまう。

さらにウニョンにとって予想外なのは、チョルスの罪を減らすため(かばうために)に出しゃばった行動が、周りまわって自分自身に及び、そのことでチョルスが自分達の”代筆”の罪を関係ないウニョンにまで被せてしまったと、チョルスがウニョンへの罪悪感を感じ始めてしまうこと。

そして、これまでチョルスへの罪悪感を減らすために取った行動の結果が逆にチョルスが自分(ウニョン)への罪悪感を生んでしまっていることにウニョンは気づく。※ウニョンにとって12話のラストが一番辛い状態でしょう。

結局、ウニョンはチョルスが(イマリと)幸せになればと考えるようになり、せめて”代筆”の罪を償ったことでチョルスの地位がどん底に落ちたことにも責任があるため、せめて今まで居た場所までチョルスの地位を引き上げることで罪悪感を減らそうとする。※小説の世話や仕事を見つけてくる等。

16話でチョルスがイマリと別れたことによって、代筆の罪に関わるウニョンの罪悪感も大分薄らいでいると思うが、相変わらずイマリの言動や行動ひとつでチョルスに影響があるため今後もチョルスの傍にいる限り、ウニョンの好意と罪悪感は消えないと思う。

あ〜、なんて可哀想なウニョン‥。


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at 05:13, 管理人, 「スターの恋人」 脇役目線で考える

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